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インターナショナルスクールにおいてのコロナワクチン接種について


こんにちは!

コロナが完全に終息はしていない状況では、インターナショナルスクールにおいて、コロナのワクチン接種対応についても気になる所ですよね。今回はこの内容についての記事です。

1. インターナショナルスクールにおいてのコロナワクチン接種について

ここでは、インターナショナルスクールにおいて、コロナのワクチン接種についてどのような対応をしているかを述べたいと思います。

各インターナショナルスクールによってもガイドラインは異なると思いますので、ご希望のインターナショナルスクールを受ける前に直接問い合わせをするのがベストですが、自分の子供が通学しているインターナショナルスクールの対応を一例として挙げたいと思います。

日本国内においても、「コロナワクチンの接種の義務化の是非」は、各学校や教育機関で賛否が繰り広げられています。全米では、「アメリカ疾病予防管理センター」の “Centers for Disease Control and Prevention”(略称CDC)の情報をベースに各州単位で学校などの「コロナワクチン接種の義務化」についてガイドラインが設けられています。

日本におけるインターナショナルスクールも、多くの米国の学校と同様に、主にCDCの指標や提唱を学校のガイドラインとしていると感じます。

CDCが推奨しているように、インターナショナルスクールでは先生達はアレルギーや宗教上の理由などがない限り、コロナワクチン接種の推奨を提示されていますし、特に問題なく従っていらっしゃると思います。事実上の「コロナワクチンの義務化」と言えるでしょう。同じく、生徒たちにも同じようにアレルギーや宗教上の理由がなければ、基本的にはコロナワクチンを接種するように学校側からも勧められていて、多くの生徒が接種しています。接種は義務や強制ではなく、あくまでも推奨レベルです。

3回目のコロナワクチンを英語では、ブースターショット(Booster Shot)と呼んでいますが、多くの人がBooster Shotも受けています。中には、コロナに感染してしまった先生達や生徒達やその家族もいらっしゃいましたが、Booster Shotは受けています。特に、米国の大使館や政府機関に勤めていたり、米軍の幹部のファミリーも学校にはいるので、安全保障対策という観点から、皆さん積極的にコロナワクチンを接種しています。

学校からのメールでは、以下のような英文で送られてきました。

We highly recommend getting the Covid-19 vaccination in order to protect all the members of the school community.
(校内の全ての人の安全性を守るために、コロナワクチンの接種を強く推奨します。)

日本のインターナショナルスクールでは、コロナワクチン接種は強制ではないのですが、推奨はされていて、インターナショナルスクール生とその家族達の多くはこの考えに賛同しています。

2. ワクチン接種率の情報開示による透明性

現在、子供が通学しているインターナショナルスクールでは、ワクチン接種率の透明性(transparency)をかかげ、在籍生徒とその家族には2回目までの接種の有無を申請するようにリクエストされました。個人情報ではあるので、任意で情報提供をする形式ではありましたが、学校の安全性を高めるのが目的ということでした。

文面としては、以下のような内容のものが英語のメールで届きました。

We request that everyone provide us their status on the Covid-19 vaccination so that the school can disclose the Covid-19 vaccination rates.
(学校のコロナワクチン接種率の開示をしたいので、皆様のコロナワクチン接種の情報提供を宜しくお願い致します)

内容に同意した家族は学校側にコロナワクチン接種に関する情報を提供しました。因みに、「開示する」とは、英語で “disclose” を使い、情報を公開したり開示する時に頻繁に使われる用語です。

現段階では、子供の学校のコロナワクチン接種率は全校に開示されていて、先生と生徒ともに、90パーセント以上の接種率になっていました。学校側の目的としては、高いコロナワクチンの接種率を開示することにより、情報の透明性とともに生徒達が通学する不安も払拭する目的があったみたいです。

保護者の1人としては、より多くの情報が開示された方が有難かったですし、より多くの人がコロナワクチンを接種していれば、感染が爆発的に拡大するのは防止できるのではないか、と不安を和らげる効果はあったと思いました。

3. まとめ

ニュースなどの情報だと、一部の欧米人はコロナワクチンに関して抵抗がある人もいるようでしたが、日本のインターナショナルスクールに通学するファミリーに関しては非常に高いコロナワクチンの接種率だったので、逆にコロナワクチンの接種率の高さに驚きましたし、親としては安心できました。

ワクチン接種率を発表したからと言って、ワクチン接種をしていない子供が差別されるような現状はなく、それぞれの考えが尊重されています。学校側がコロナワクチン接種率を開示することによって、不安要素を軽減する目的は達成できたとは思います。


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