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春のインターナショナルスクールでの行事の一つ


今回は、春のイースター(復活祭)のイベントについてご紹介します。

1. 春のイースター(復活祭)のイベント

娘がかつて通園していたインターナショナルスクールのキンダーガーデンは、カトリック系の母体の幼稚園でしたので、春にはキリストの復活を祝う復活祭のイースター“Easter”を校内でもお祝いしていました。

ここで、“Easter”や春先の行事やそれにまつわるフレーズを紹介したいと思います。

1-1. 春の“Easter egg”などの色塗り

キリスト教では、卵は「生命」や「復活」を意味するので、春になると特別に飾られた鶏卵をイースター・エッグと呼び、キリストの復活と春の訪れをお祝いする行事で使われます。

春先になると、“Easter egg”をモチーフにしたものを色塗りしたり、食したりというのが毎年の恒例行事です。

これは、本来はキリストの復活を祝う意味が込められていますが、宗教心がない人でも、春に卵型のチョコレートを食べたりする慣習はあります。単純に、春は木々の芽が芽生えたり、生命の誕生を祝う季節なので、宗教心とは関係ない場面でも、春の訪れとともに、海外では卵型の商品が出回り、人々は購入します。

アメリカでは、学校や教会の春のイベントとして、卵本体(ゆで卵)に色や模様を描いたりする楽しい行事が各地で開催されます。しかし、インターナショナルスクールのキンダーガーデンでは、近年は卵アレルギーのお子様も多く、衛生面にも配慮して、プラスチックの卵型のカプセル式の入れ物でイースターを祝うこともあると思います。

インターナショナルスクールのクラスルームには、生徒達が卵の絵を色塗りし、様々な模様や色の卵の絵が飾られます。クラスルームがパステルカラーで一杯になり、部屋自体がカラフルな印象に変化して、季節の移り変わりを目でも楽しめます。

1-2. 春の楽しいイベント”Easter egg hunt”

海外の春のイベントとして楽しいものの一つに、「イースター・エッグ・ハント」 “Easter egg hunt”というものがあるので、ここで紹介したいと思います。

Easter egg hunt”は、「宝探し」ゲームの要領で行われます。前述した通り、卵本体(ゆで卵)に模様や色付けをして、それを隠して子供達に探させるというパターンもあります。又、プラスチックの卵型のカプセル式入れ物の中にチョコレートやキャンディーなどのお菓子や消しゴムなどの小さい文房具を詰めて、子供達に「宝」を探してもらうパターンもあります。

“Easter egg hunt”の遊び方を簡単に説明しますと、まずは、卵自体(ゆで卵)に色を付けたり、シール(sticker)を貼ったりして装飾をします。次に、装飾して完成させた複数のEaster eggsを部屋の中や園庭に隠します。「宝探し」ゲームの要領で、“Let’s go and find the eggs!”というスタートのかけ声と共に、一斉に子供たちが卵を探し出すという楽しい春の恒例行事です。

イースターは、宗教的な意味を持つ「復活祭」ではありますが、海外やインターナショナルスクールでは、それを楽しい春に毎年行う行事として位置づけしているので、子供達も楽しみにしているイベントの一つでした。

子供たちは、探した卵の数を競い合ったり、中身を確認したりして、ゲーム感覚で宗教行事を楽しんでいました。よって、信者であってもそうでなくても、春の訪れを楽しめるイベントでした。

2. “Spring”にまつわる英会話

“Spring”は「春」という名詞の意味もありますが、動詞として「弾む」や「軽快なステップを踏む」というニュアンスもあります。慣用句として用いられることも多いので、「春」と誤解して文章を理解してしまわないように、紹介したいと思います。

頻繁に使用される慣用句の一つに、“spring into action”という表現があります。意味としては、「素早く行動に移す」というニュアンスです。以下は例文です。

You need to spring into action because the deadline is close.
(締め切りが迫っているから、素早く行動に移す必要がある。)

もう一つよく使う慣用句に、“spring back to life”という英語表現があります。この表現には、「復活する」や「息を吹き返す」という意味があります。実際に文字通りに瀕死状態から「息を吹き返す」時にも使われますが、日常的にはスランプから「息を吹き返す」時や「まるで息を吹き返したような」時にも使われます。子供達にからめた以下のような使い方をご参考までにご紹介します。

The children were very tired from the trip, but they were able to spring back to life with the ice cream.
(子供たちは旅で大変疲れていたけれども、アイスクリームを食べたら息を吹き返せたようであった。)

3. 追記

Easter”や“Spring”という言葉には、宗教的な意味合いも含め、様々な意味が込められています。特に、“spring”は前後の文脈により名詞や動詞ともなり得る単語ですので、リスニングの場合や訳すときには注意して文章を紐解きましょう。

又、キリスト教の信者でなくても、これらの春の行事に参加して、英語や海外の文化の理解を深めるのは、楽しく語学を取得する一つの方法だと思います。以前、春休みに海外のホテルに滞在した際には、たまたま“Easter”でしたので、ホテル内のサービスで“Easter egg hunt”が行われていて、子供達は沢山のお菓子を獲得できて大喜びでした。

機会がありましたら、四季を感じられるイースターのイベントに参加するのも、記憶に残る春の思い出となることでしょう。



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