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インターでも使う雨の色々な降り方の英語表現


こんばんは!

今回の記事は、インターのママなら会話に出てくることが必ずあるであろう、雨に関する英語の表現のご紹介です。

1. 雨の色々な降り方の英語での表現方法

インターナショナルスクールのプリスクールやキンダーガーデンのお迎えに行った後に、クラスや仲の良いお友達と公園に遊びに行くことは多いでしょう。

公園に出かけるまではお天気でも、最近はお天気が急変し、突然の「ゲリラ豪雨」に巻き込まれる場合があります。黒い雲が見えて、突然の「ゲリラ豪雨」の可能性が出てきた場合、事前に英語で室内に入ろうと提案するのも一つです。

「ゲリラ豪雨」のことを“sudden downpour”や“torrential rain”や“rainstorm”と英語で表現します。

単純に“heavy rain”と言っても相手には通じますが、「ゲリラ豪雨」のような「突発的な雨」には、“sudden downpour”や“torrential rain”を使うとより正確な表現になります。

室内に入る事を提案する時に英語は以下のようになります:

I think there might be a sudden downpour, so let’s go inside before it starts to rain.
(ゲリラ豪雨が降ってきそうだから、降る前に室内に移動しよう)

逆に、雨は降ってきたものの、ただの「霧雨」なら焦る必要もありません。「霧雨」は、英語で“drizzles”(複数形)と表現できます。

霧雨の場合は以下のような英会話が考えられます:

It started to rain , but I don’t think we need to worry about it because it’s just drizzles.
(雨は降ってきたけど、ただの霧雨だから気にしなくても大丈夫そうだね)

「霧雨」を英語で“light rain”と表現しても通じますが、「霧雨」のように本当に微量の雨を表現したい時は、“drizzles”と表現した方が雨の程度が大したことがないのが伝わりやすいです。

又、「ゲリラ豪雨」ほどの雨量ではないけれども、同じく「突発的な雨」に「通り雨」が挙げられます。公園遊びの途中に「通り雨」が降る時もあるので、その場合の英語の表現方法も紹介したいと思います。

「通り雨」は、単数では“shower”で複数形は“showers”と呼ばれ、家のお風呂の“shower”と同じ綴りになります。雨量も、「霧雨」ほどの小雨ではなく、もう少ししっかりめの雨ですが、「ゲリラ豪雨」ほどの激しさはありません。「通り雨」を表現する場合、「短い」や「長続きしない」という意味の“brief”も付け加え、“brief showers” と表現する場合も多いです。

更に、夕方に降りやすい「夕立」は英語では“evening showers” と呼ばれます。欧米のニュース番組のお天気予報でも時々以下のような英語が聞かれます:

There might be a chance of evening showers tonight, so please be prepared and bring an umbrella.
(今夜は夕立が降る可能性があるので、傘を持っていき準備しておきましょう)

他には、「雷」を伴う「雷雨」が降ってくる場合もあります。英語で「雷雨」は、「雷」の“thunder”と「嵐」を意味する“storm”が組み合わさって、“thunderstorm”と称されます。

英語にも色々な雨の降り方の表現方法があるので、“light rain”や“heavy rain”だけではなく、より微細な表現方法の“sudden downpour”や“drizzles”や“brief showers”などの表現を使い分け、ワンランク上のより豊かな英語の表現方法を心がけられると良いと思います。

2. “It’s raining cats and dogs!”という英語の慣用句の使い方

余談にはなりますが、日常的に使われている「ゲリラ豪雨」とは、気象庁は使わないそうです。マスコミが作った表現で、何度も報道されて周知されたので一般的にも使われるようになったみたいです。気象庁では、このような激しい雨のことを「局地的豪雨」や「集中豪雨」と表現するそうです。

英語で、「豪雨」や「土砂降り」は“sudden downpour”や“pouring”とも表現できますが、慣用句 (idiom)でも表現できます。
「豪雨」や「土砂降り」のように非常に激しく降っている様子を英語では“It’s raining cats and dogs!”ということもあります。「まるで猫や犬が降ってくるような大粒の激しい雨」が降り注いでいる時に使います。

この表現を実際の英会話の中で使うと以下のような感じにできます:

You’re soaking wet. What happened?
(ずぶ濡れだけど、どうしたの?)

It’s raining cats and dogs, so I couldn’t do anything about it.
(土砂降りの雨が降っているから、どうしょうもなかったの)

3. まとめ

雨に関する様々な英語の表現をまとめてみました。

公園やインターナショナルスクールのプリスクールやキンダーガーデンの送迎中にお天気の変化があった場合には、紹介した“sudden downpour”や“drizzles”や“brief showers”などの英語の表現を思い出して、より正確で豊かな英会話に挑戦してみていただければ幸いです。



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