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学校外で行うインターナショナルスクールのお誕生日会


ここではインターナショナルスクールに通う子供達の学校外で行うお誕生日会についてご紹介します。

1. 日本のインターナショナルスクールのお誕生日会

日本のインターナショナルスクールでも、子供のお誕生日会を学校外の場所で各家庭が計画し、お友達を招く習慣はあります。

自宅でホームパーティー形式で行う人もいれば、レストランでランチをしながらお誕生日会を行ったり、会場を用意してピエロや手品師まで呼んだりして盛大にお誕生日会をするご家庭もいらっしゃいます。

特にこれという正解はなく、費用の上限や下限は各家庭によってまちまちです。中には、宗教上の理由でお誕生日会をしないご家庭もいらっしゃいます。

この記事では、学校外でのお誕生日会についての学校側の方針の一例を紹介し、お誕生日会をする時に使える英会話の表現もいくつか紹介したいと思います。

1-1. お誕生日会に関してのインターからのリクエスト

娘が以前通園していたインターナショナルスクールのキンダーガーデンでは、学校からのお誕生日会に関してのリクエストで、お誕生日会を学校外でするのであれば、クラス全員を招待するか、お誕生日会自体をしないかのいずれかにしてほしいというその幼稚園特有のルールがありました。

英語でその内容としては、以下のようになります:

We request that all members of the class be invited if you are having a birthday party.
(お誕生日会をする場合は、クラスを構成する全ての生徒をご招待して下さい)

クラス全員を招待しなければならない理由として、仲間はずれやいじめを防ぐ意図があります。その理由はどこにも記されてはいないのですが、暗黙のルールで、先生からそれとなく説明がありました。

特に、その学校はカトリック教会を母体とするインターナショナルスクールでしたので、クリスチャンの精神を重んじて、クラス全員を招待しなければならないルールでした。

娘のクラス構成は男女半々で、娘は女の子のみを招待したかったみたいですが、それでもクラス全体に招待状を送りました。

同級生のことを英語で「クラスメート」 “classmate” と呼びますが、娘は結果的により多くのclassmatesがきてくれて喜んでいたので、その学校のルールに従うのもクラス全体の雰囲気が円滑になり、良い慣習だと感じました。

お誕生日会に関するルールは、インターナショナルスクールと言えども学校により様々です。その学校や学級特有のルールがあるか否かを一度確認してから、楽しいお誕生日会をプランニングすると良いでしょう。

1-2. お誕生日会に招待したい時の慣習と英会話

海外では、お誕生日会を学校外で行う場合、それを行う場所や日時を記した招待状を送る慣習があります。文房具屋さんや玩具を販売している店頭にもお誕生日会用の招待状 (invitation) が販売されています。

最近では、電子版の招待状のe-cardもよく送られてきます。
実際に手に取れる招待状でも電子版でも、内容としては同じで、お誕生日の場所 (place) と日時 (date and time) と、出席できるか否か (I can attend/ I cannot attend) を記したものが表記されています。

招待状が必ずしも必要ということはないので、口頭で招待しても構いません。その時に使える英会話を紹介いたします。まずは、お誕生日会を計画している旨を伝えたいので、英語で以下のように伝えます:

I am planning a birthday party for (child’s name).
(○○ちゃんのお誕生日会をしようと計画しているの)

次に、場所と日時をお知らせします。例えば、自宅でお誕生日会を行う場合、英語では以下のように表現できます:

We are having the birthday party at our house.
(自宅で誕生日会をする予定なの)

日時は、例えば3月10日の午後3時であれば、以下の通りです:

It will be held on March 10th at 3 p.m.
(3月10日の3時からの予定よ)

最後に、お誕生日会に出席できるかどうかを英語で聞きたい場合に、以下のように聞きます:

Are you able to attend the birthday party?
(お誕生日会来れそう?)

「出席する」の意味を持つ “attend” の代わりに「参加する」という意味の “join” を代用しても同様な文章になります。

1-3. 招待した相手に先約があって欠席される場合の英会話

お誕生日に参加される場合は、招待した相手は以下のような分かりやすい返事をくれるでしょう:

We would love to attend the birthday party.
(是非参加させてもらいたいわ)

しかし、お誕生日会に招かれても、既に先約があって断られる場合もあります。そのようにお誕生日会を欠席される場合に使われる英会話は下記のようになります:

I`m sorry. I cannot join the birthday party because I have a previous engagement.
(ごめんなさい、既に先約があってお誕生日会に参加できません)

英語で、「先約」は “previous engagement” や “prior appointment” と言います。
もしくは、キャンセルできない「先約」があると説明される場合は、以下のような表現が考えられます:

I`m sorry. I cannot join the birthday party because I have a prior appointment that I cannot cancel.
(ごめんなさい、どうしてもキャンセルできない予定が入ってしまっていて。。)

「先約」という表現を知らないと、招待した相手が断っているのに伝わらないとお互いに困るので紹介いたしました。

2. まとめ

インターナショナルスクールでも、子供の為に楽しいお誕生日会をしたいという親の気持ちは一緒です。

紹介した英会話を活用して、楽しいお誕生日会を開催していただければ幸いです。



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