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インターナショナルスクールで使う“Grind”という英語のスラングの意味と使い方


こんばんは!

今回は、インターナショナルスクールで使う“Grind”という英語のスラングの意味と使い方をご紹介します。

1. “Grind”という英語のスラングの意味と使い方

2023年のWBC(World Baseball Classic)で「侍ジャパン」の活躍が日本中で騒がれていましたが、その中でも、ヌートバー選手のペッパーミルのパフォーマンスが話題になっていました。

ペッパーミルが店頭で売り切れたというニュースには驚きましたが、このペッパーミルのパフォーマンスは何を意味するかというと、「一生懸命に頑張ることが大切であること」や「粘り強くコツコツと頑張ることが大切であること」を意図するジェスチャーになります。

日々の練習の努力で打ち勝った成果」をたたえるボディーランゲージで、ヒットで塁に出た選手がベンチのチームメイトにペッパーミルのパフォーマンスをして、「そうだ、日々の努力が報われたのだよ」とそれに共感したベンチのチームメイトは、同じペッパーミルの動作を真似して答えます。

もしくは、「苦しい試合でも、コツコツと努力すれば報われるから、これからも一緒に頑張ろう」というように、お互いを激励するパフォーマンスとも言えます。

ペッパーミルのパフォーマンスは、「胡椒をひいて粉の状態にする」ことを表していますが、これが転じて、「身を粉にして頑張ること」の象徴として、「胡椒をひく」仕草が使われています。

英語で「胡椒をひく調理器具」のことを“Pepper mill grinder”と呼び、「胡椒の実を粉に砕く」ことを英語で“Grind the peppercorns”ということから、「一生懸命に頑張る」という時に英語のスラングで、“Grind”という言葉が使われます。
英語のスラングとは、「俗語」であり、友達同士などの親しい間柄で使う砕けた英語のことを指します。標準語ではありませんが、口語表現ではスラングが多く使われることがあります。

では、英語のスラングの一つである、“Grind”の例文をいくつか紹介しましょう。

例えば、以下のようなものがあります。

I have to grind today because the deadline for my work is tomorrow.
(仕事の締め切りが明日だから、今日は一生懸命頑張らないといけない)

又、“Grind”という英語のスラングには、「毎日の単調な繰り返し」というようなニュアンスもあり、“Daily grind”という使われ方もしますので、以下のような言い方もできます。

All that daily grind really paid off.
(毎日の単調な地道な繰り返しが成果をもたらしたのだよ)

時には、「毎日の苦労」という表現にも使われ、以下のようにも出来ます。

Ihate the daily grind of washing the dishes , but someone has to do it.
(毎日の単調な皿洗いは嫌いだけど、誰かがやらないといけないからね)

“Daily grind”は、「あまりやりたくない地道な努力や苦労」をも含みます。

2. インターナショナルスクールで使う“Grind”という英語のスラング

インターナショナルスクールの生徒は、常に英語のスラングを使って会話をしています。下記では、“Grind”という英語のスラングを使った英会話の紹介をしたいと思います。

Student A

I should have started to study for the finals earlier.
(期末テストのために、もっと早くから勉強しておけばよかった。)

Student B

I am sure you’ll do fine.
(きっとあなたなら大丈夫よ。)

Student A

If I want to get an A for my report card, I have to really grind this weekend.
(成績表でAをとりたいなら、今週末は一生懸命頑張らないといけない。)


もう一つ、“Grind”という英語のスラングを使った英会話の紹介をしたいと思います。

Soccer Team Captain

It was a great game today!
(今日は本当に良い試合でした!)

Soccer Team Coach

Yeah, all the daily grind the whole team put in really paid off.
(そうだな。チーム全体の日々の努力が実を結んだのさ。)

Soccer Team Captain

Thank you so much for teaching us how to practice tenaciously.
(僕たちに粘り強く練習する方法を教えていただき、ありがとうございます。)

Soccer Team Coach

Well, I guess that’s my job.
(まあ、それが俺の仕事だからな。)


このように、“Grind”という英語のスラングは、「粘り強く頑張ることの大切さ」や「一生懸命に頑張ることの重要性」を表したいときに使われます。機会があれば、“Daily grind”や“Grind”という英語のスラングを使ってみてください。



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