こんにちは!
今回の記事は、実際にインターに子供を通わせた経験のあるママへのインター体験談インタビューシリーズです。
今回インタビューさせていただいたのは、Eさんです。
それでは、早速いってみましょう!
- お子様を通わせられたインターは、どういった所ですか?
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キンダーから9年生まであるインターナショナルスクールです。
- 最初にインターに入った時のお子様の年齢を教えて下さい。
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5歳です(キンダー)。現在は小学部にいます。
- お子様をインターに入れようと思われた理由を教えて下さい。
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当初、日本の小学校受験を考えていましたが、娘が年中になった頃に、たまたま現在通っているインターの前に長年住んでいる私の父の知人の家に、私の母が訪ねた際、その家からインターの中が見える場所があり、私の母が楽しそうな学校だと思い私に勧めてきました。
スクリーニングのタイミングが年中の1月だったので、小学校受験の前なので受けてみようと思いました。娘は英語を全く話さない日本の幼稚園に通っている旨を、スクールに確認した際、受けるだけ受けてくださいと言われたので受けました。仮にインターに入っても、娘があわないようならすぐにやめてもよいと思っていました。
- キンダーの日本人と外国人の比率はどれくらいですか?
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外国人半分、日本人半分という比率でした。
- インターに入れる前に、ご自身の語学面で不安だった事を教えて下さい。
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娘は英語が全く話せない状態だったので、見守る母として毎日心苦しかったです。また、入ってから分かったのですが、皆さん大体プリスクールからの知り合いの方が多く、日本の幼稚園から受けたりした日本人はおそらく3名程度だったと思います。ただ、クラスのママたちが色々察してくれて、徐々にプレイデートの機会も増えてなんとか英語を理解していったようです。
- インターに入れる前に語学以外で準備した事、調べた事があれば教えて下さい。
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キンダーに入学することが決まったのが1月ですが、とにかく7月のサマースクールまでに、多少なりとも英語を娘が話せた方がよいのではと思い、以前、今のインターで日本語の教師をしていて、帰国子女用に英語の塾を始めた先生のところに通い、色々教えていただきました。その方のお嬢様も同じインターを卒業されたとのことで、心強かったです。
- 実際にインターに通わせてみた際、通わせる前に想像していたのと違うと感じた事があれば教えて下さい。
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子供は、日本の幼稚園より楽しそうなところと感じていたようです。最初は英語がまったく話せませんでしたが、リセス時間はお友達の会話を聞きながら、真似しながら徐々に英語に慣れていったようです。
私自身、海外で3年ほど仕事をしていたこともあり、外国人に対してあまり苦手意識はなかったのですが、想像を絶するほど豊かなご家庭が多く、それにはかなり驚きました。特にキンダーのバースデーパーティはかなり盛大で、私も同じ月生まれのお友達のママと盛大なバースデーを開催しましたが、かなり緊張しました。
- インターに通い始めた最初の頃に大変だと感じた事、苦労した事、困った事があれば教えて下さい。
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とにかく、イベントに両親がサポートする機会が多く、またそんな機会を通して子供の学校生活が見えたりするので良い機会かとおもい、G4までは割と参加していました。G4でCVD19のためリモートにかわり、学校への親の出入りが禁止されて、また子供も成長して子供自身でお友達と遊ぶ約束をしたりするようなりG6の今は学校に全く顔を出さなくなりました。
まわりのママさんたち(特に日本人のママ)も仕事に復帰している方も多く、私もG5から仕事を始めました。
- インターであったハプニングやトラブル、大変だった出来事があれば教えて下さい。
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ハプニングではないですが、娘は英語がまったく話せなかったので、長い夏休みは英語のレベルが落ちないようにとキンダーが終わった夏休みからG2まではスイスのサマースクールに4週間、G3ではスイスのサマーボーディングを2週間、G4はNYのサマーアクティビティ(ファッションデザイン)に2週間行きました。G5、G6はCVD19のため海外にはいかず、逆に区立小学校に通わせていただいて、それはそれで楽しい経験だったようです。
サマースクールは私がついて行ったりしたので、4週間ほどヨーロッパに親子で滞在して楽しい思い出でしたが、相当な出費で大変でした。みなさん、子供にかける情熱と経済力は想像を絶するほど多大で、娘は我が家は貧しいと感じることもあるほどでした。
- 現在、インター又は先生との英語のやり取りなどで感じている事を教えて下さい。
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主役は子供で、その子供に関して先生とコミュニケーションをとるので、やりとりを不安に思わず、思ったことはストレートに先生に伝えるのがよいと思います。
キンダーのときに、ちょっとBossyな男の子とReading partnerになって、娘がかなり落ち込んだので、すぐに先生にメールで状況を伝えたら、翌日にPartner変更してくれました。Readingという大切な時間に明るく取り組むべきという先生の意向だとおもいます。日本の学校では考えられないと思いました。
- これからインターに子供を入れる事を考えている英語が苦手なママに向けて、何かメッセージをお願いします。
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母国語をかならず決めた方がよいようです。母国語がしっかりしていない場合、第二外国語も含めて理解力でのびなやみがあるようです。なので、お子さんがインターに通って英語を話していたとしても、ご家庭では日本語でしっかりお話される方がよいと思います。
お子さんと英語で話している方がいるかもしれませんが、娘の学校では、ほとんどの方がご家庭では母国語を大切にしていると思います。(日本語だけでなく、例えばロシア語、フィンランド語など)。
いかがでしたでしょうか?
Eさんのように、インターナショナルスクールの幼稚部に入られるようなケースでは、外国人のご家庭がとても多く、日本の保育環境とはかなり異なる世界が広がっています。
お子様にとっては、とても刺激的な環境ですね。